私たちの想い

この地で、カナザキ歯科が担う役割。

「高度地域歯科医療」という考え方

「先生いつもありがとう。気持ちよかったよ。」
「これで安心、大丈夫!よく歯磨きをしてくださいね。」
開業当時から17年間通院していただいている患者さんのメンテナンスが終わり、廊下までご一緒しました。「以前はすごくお元気だったんだけど、最近は杖が必要になられたのか…」後姿を見送りながら、最近のお身体の変化を見て少し心配になりました。当たり前かもしれませんが、人間の身体って年月と共に変化していくんですよね。もちろん私だって同じなんですが…(苦笑)。

今、日本中で、そして愛媛でも、地域全体が超高齢化社会に向かって爆進中です。2025年には団塊の世代が全員75歳以上になります。また、あらゆる面で中央と地方との格差は広がり、歯科医療においてもその差は大きくなっています。
そんな中、私達カナザキ歯科はこれからどんな形で地域に関わっていけばいいのでしょう?
どこに住もうと健康を願う心は同じであり、愛媛の人も東京と同じ高品質の歯科医療を受けたいと考えている事は間違いないのです。一つのご家庭に目を向けてみましょう。若いご夫婦に赤ちゃんが生まれ、成長していきます。その一方で、ご夫婦のご両親は段々年を取り、やがて介護が必要な時がやってきます。この間、ご家族全員が楽しく健康で幸せな日々を送っていただけたら、どんなにいいでしょう。もし私達がこのご家庭の幸せをお口からサポートするとしたら、その人の一生を考えた歯科治療を行う事が必須になります。赤ちゃんには離乳食指導、学童期には虫歯予防や歯列矯正、成人には歯周病や欠損補綴(ブリッジや入れ歯やインプラント)、高齢者には訪問診療や口から美味しく食べられる摂食嚥下指導。人生のステージに応じて、細やかで質の高い「歯科医療者としての伴走」をしていく事が、私達に求められる地域貢献ではないかと考えています。

虫歯治療や訪問診療の様な日常的なサポートから東京に行かないと受けられないような最先端の歯科医療技術まで、患者さん一人一人の事情に応じていかようにも対応できる技術と環境を提供し続けたい。どんなに高齢化が進み、地域格差が大きくなっても絶対に妥協せず、細やかさ、質の高さを追求していく。これが、私達の目指す「高度地域歯科医療」なのです。

ずば抜けた技術力と、素敵なマインドもった人材。
地域に広がるその発信地でありたい

私は元来、夢を追いかけるタイプです。想いが先行して、何とかしてエネルギーで乗り越える。そんな感じでしょうか?無我夢中で邁進しているうちにいつの間にか17年が経っていました。幸い、多くの向上心を持った優秀な人材が集まり続けてくれているおかげで、17年たった今でも理想に向かって、日々試行錯誤をしながらも走り続けています。理想に向かって走るためには、みんなが共有する理念が必要です。私達がこの地域で、このお仕事をさせていただく事で、患者さんに心から喜んで、感動していただけるように、患者さんからもっと必要とされるようになるにはどうすればいいのか?よく合宿などでもスタッフ全員で話し合います。異常なくらい盛り上がって熱い意見がたくさん出ます。でも、最終的にはいつでも以前からの「for the patient」という言葉にいきつく。間違いないんだなぁこれで。みんな納得するのです。

「for the patient」とは、目の前の患者さんにベストの治療を提供する事。では、そのためには何が必要なのか?そこから話は広がり、行動に移していくのです。明確な目標を設定し、それに向かって日々報告をしあったり、治療技術だけでなく、全てのマニュアルや教育用のDVDを作成して共有したり、末端までできるだけ細やかに教育を進めていきます。歯科医に対しては週に一度の面談を行い、治療資料一週間分を全てチェックし、水も漏らさぬ細かい指導を行います。スタッフには鬼だと思われているかもしれないけれど、こうする事でものすごく技術力が上がり、人間的にも成長します。(本当は優しい赤鬼さんなんですけどね)「for the patient」の第一歩は教育だとそう思っています。

最近は、全国から当院の治療と教育の質の高さを聞きつけた歯科医師が研修に来るようになりました。研修が終われば独立する歯科医も多いですし、結婚や妊娠で幸せを手にして巣立っていくスタッフもいます。そこで、当院で学んだ事が実践され、その歯科医やスタッフの周りの人々に笑顔の輪が広がってくれれば、医療に携わる人間としてこれ以上の幸せがあるでしょうか。

カナザキ歯科が掲げる5Fコンセプト

「カナザキ歯科なら間違いない!」
患者さん、地域の人々、業者さん、家族、友人、知人
あらゆる立場の方からそう言っていただけるよう、
また私たち自身がいつも胸を張ってそう言えるように、
これが私たちの行動基準です。

カナザキ歯科が掲げる5Fコンセプト

1 患者さんの幸せ for the patient
患者さんの立場になって考えた時、心から喜んでくれる治療はどんなものだろう?一生を考えた時、どんな治療が今最もふさわしいのだろう? “最良”の治療を追及し続けます。
2 スタッフの幸せ for the staff
患者さんの幸せの為に、まずスタッフが笑顔でいる事。楽しくやりがいがあり、目が輝いてないといい仕事はできません。スタッフが仕事を愛してくれるような職場を目指して。
3 地域へのお役立ち for the community
地域の人々に必要とされる事が当院の存在意義だと考えます。地域歯科医療を通して、そしてそれ以外の様々な分野でも積極的に地域貢献したいと考えています。
4 家族や友人の幸せ for the family
家族、友人・知人…支えてくれる人達がいてくれるから、私達は存在する事ができています。一人一人を大切に想い、接すること。どんな時にもそこに立ち返ります。
5 より良き医療になるため for the clinic
スタッフを幸せにするには、医院が健全・元気でなければなりません。そうでなければ5Fの達成と維持は不可能。皆を幸せに、皆から愛され必要とされる医院でありたいものです。

カナザキ歯科が目指す「いい治療」とは?

患者さんの立場から見た「いい治療」とは、もしかすると、痛い所だけさっと治してくれる治療かもしれません。
けれども、医療のプロとして患者さんの一生を考えた時、今やるべき事は、目先の表面的な治療ではなく、根本原因を取り除いて再発を防ぐ事だったり将来の事を考えての予防処置だったりするのです。
最小限の処置で最大の効果を得る。そして患者さんが心から納得してくださる。これが「いい治療」だと思っています。
本当に「いい治療」が何なのかを理解したスタッフがここにはたくさん育っています。