カナザキ歯科のインプラント

インプラントの特徴

カナザキ歯科のインプラント治療の特徴

治療計画や予算など、全て納得いただいた上で治療を進めるインフォームドコンセントをお約束。

「インフォームドコンセント(説明と同意)」とは、一緒に理想のお家の設計図を作ることだと思います。
お口の中の現状と問題点、その解決方法をあなたが納得するまで詳しくお話します。

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その上で、あなたのご希望をお聞きし、話し合い、最もふさわしい治療計画を決定してゆきます。この過程は新しい家の設計図を設計士と一緒に作る作業に似ています。私と一緒にあなたのお気に入りの設計図を作りませんか? 閉じる

術後の痛みや腫れが出ない工夫。

一般的に骨が少ないところに骨を作ってインプラントを入れる骨誘導再生法(GBR法)の場合、痛みや腫れが出ます。しかしこれも工夫次第で痛みや腫れがほとんど出ない方法があります。

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これはオープンバリアメンブレンテクニックと言い、私の恩師である船越栄次先生が考案したものです。この方法ですとほとんど苦痛なく骨を作ることが可能です。
また、もう一つすぐれ技があります。それはフラップレステクニックというもので、メスで切らずに歯肉の上から小さな穴をあけてインプラントを埋入する方法です。これは、CTのデーターとコンピューターを使って正確なガイド(ノーベルガイド)を作り、正確な位置にインプラントを埋入する方法です。
これも痛みや腫れは全くと言っていいほど出ず、さらに安全性が高いので、患者さんからは本当に喜ばれています。 閉じる

無痛治療が可能です。

静脈内鎮静法という技術があります。
胃カメラや直腸鏡検査にも使われていますが、インプラントのオペにも有効です。これは麻酔専門医の協力が必要ですが、眠っている間にオペが終わりますので大変楽です。これはインプラントのオペに対して恐怖感の強い人に有効な方法です。当院ではご希望の方には麻酔専門と協力して鎮静下でインプラントオペを行うことが可能です。

23年間無事故の実績

インプラント治療で一番大切なことは事故を起こさないことだと思います。
QOL(生活の質)を上げるためのインプラント治療が、逆の結果を招いては意味がありません。そこで当院では危険を避けるため「NKメソッド」という方法によりインプラント埋入しています。
これは初めからドリルを使うのではなく、ピエゾサージェリー(超音波器具)によるインプラント窩(か)の形成を行っています。このことにより、インプラント埋入の深度と方向性を正確にコントロールすることが可能となり、神経、血管などを傷つけず、安全性を格段に上げることができます。

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無事故にするために取り組んで来たこと

また全症例において基礎資料の収集、血液検査、問診、術前コンサルテーション、複数のDr.によるカンファレンス、CT撮影を行い、専用のシミュレーションソフトによるシミュレーションを最低3回繰り返しチェックを行ったうえでオペに入ります。専用のオペ室での手術前には念入りな口腔内清掃、完全なドレーピングを行います。
またオペ現場では、安易にオペを開始するのではなく、CT画像と実際の患者さんの顎のイメージとが自分の中で完全に一致するまでいろんな角度から患者さんの顎を触診します。そして患者さんの骨の状態が手に取るように分かるよう把握できて初めてインプラントオペを始めるのです。
このように臆病ともいえるほど慎重に石橋をたたきつつ1回1回のオペを行ってきた結果が、23年間無事故につながったのではないかと考えております。1回の事故の裏に30回のヒヤリハットがあるといわれています。ちょっとでも危ないと感じたらすぐに改善を行う努力を今後も油断なく続けてゆき、更なる安全性の向上に努めたいと思っています。

常にベストを尽くすための制限

また、オペの数は少なすぎても多すぎても良くないと思っています。私の場合は週3回以上は絶対にオペをしません。なぜならそれ以上の数になると疲労がたまり集中力が低下するからです。
インプラントのオペをお受けになる患者さんは「なんとかおいしく食べられる歯を取り戻したい」という切なる想いをもっておられます。歯科医として私ができるBESTを尽くすには、決して欲張ってはいけないと思っています。多くの数をこなすと質が落ちますし、少なすぎても技術の向上や維持ができません。ですから仕事の量と質のバランスというものがとても大切になってくるわけです。

情報発信を通じた自身のアップデート

それからもう一つ、心がけていることがあります。それは様々な学会や研修会で自分の技術と知識を高めるための研修受講、学会での発表、専門誌への投稿、本の出版、DVDの出版、同業者との勉強会、また他の歯科医師育成を目的とする講習会で講師として知識や技術を教えるというような活動を続けています。これらの活動は私が現役で治療を行う限り続けてゆく所存です。それが出来なくなった時が私の現役引退の時だと思っています。元来、歯科の仕事が好きだからこのような活動を続けているのですが、そうすることで知識や技術をアップデートでき、結果として良い治療を患者さんに提供できると思っています。特に他の歯医者さんに教えることは責任も重く、相手もプロですから、評価の目も厳しいのです。ですからより激しく自分を磨くことになります。
そうでもしないと、やはり楽な方に流れてしまうような気がしていますし、患者さんに安心安全を提供できなくなると思っています。

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専用のオペ室、CT、滅菌管理システムで最も整った設備環境

私がインプラント治療を行う際に最優先することは安心安全です。

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そのためには外界と遮断された清潔で静かなオペ室、正確な診断とシミュレーションができる精度の高いCT、雑菌を排除できる滅菌管理システム、これらがなければ患者さんも安心できないと思いますが、オペを担当する私自身が心配でオペに集中することができません。これらは患者さんに質の高いオペを提供すると同時に私自身が質の高い仕事をするための最低限の必須アイテムであると考えています。
CT:KAVO EXAMi
滅菌:シロナDACK,/オートクレーブ滅菌/ガス滅菌 閉じる

グローバルスタンダードの治療技術を教えるインストラクター、セミナー講師としても活躍

世界で初めて骨と確実にインテグレーションするインプラントを発明したブローネマルク教授らが設立に関わったノーベルバイオケア社(インプラント業界トップ)に公認インストラクターとして任命された実績があります。

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また日本のトップメーカであるプラトンジャパン社からも公認インストラクターを拝命しており、ここ数年はインプラントの教育活動にも積極的に携わっております。
私は大学院時代から学生教育にとても魅力を感じていました。祖母が教師であったことも影響しているのか、教えることが嫌いではないようです。今も日本歯科教育学会で教育の方法を学びつつ、院内でもスタッフ教育に情熱注いでおります。教育には多くの時間と手間と根気を必要とします。しかし、丁寧に指導すると相手は喜んでくれますし、間接的に医療の質が上がります。さらに人に教えるということは自分にとっても大変勉強になります。結果として飛躍的に自分自身の知識と技術が向上することにもなります。まさに「情けは人の為ならず」を実感しています。
これまでの実績
東京講演4回、大阪講演3回、福岡講演3回、香川大学での講演など 閉じる

カウンセリングと治療計画のご説明

まず、患者さんが来られたら、主な訴えやご要望をお聞きし、その後正確な基礎資料を収集します。

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口腔内写真、パノラマレントゲン、スタディモデル、歯周組織検査などが基礎資料です。これらの資料を基に現状を分析し、問題点の抽出を行い、それらをリスト化します。
そして院内カンファレンスを開き、問題点の解決方法を検討してゆきます。ある程度のたたき台を準備した後、患者さんと再度話し合いの機会を設けます。
そこで、患者さんにお口の中の現状と問題点をご説明します。ご理解いただいた後、それらの問題を解決するための治療法を考えられる限りご提案します。いろいろな方面からの理想的なプラン、妥協的プラン、現実的なプランなどです。そして患者さんの事情やご希望、好み、生活背景、体調、などをお聞きしながら、その人に最も適したプランを相談しながら決めてゆきます。患者さんに不安や迷いがあるときは絶対に先を急がないように心がけています。それは、何よりも納得して治療に入ることが最も大切であると考えているからです。
たとえば明らかに抜歯が必要な場合でも、人命にかかわらなければ、現状とリスクをご説明したうえで、患者さんの意思を尊重し、迷いがなくなるまで抜歯を延期します。
それほど、患者さんの心のサポート・ケアもとても重要であると考えています。 閉じる

CTを使った精密検査や血液検査と治療計画の修正

カウンセリングの結果、もし患者さんがインプラント治療を希望された場合、CTの撮影を行います。

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それにより、より精密で正確な骨や神経の形や位置関係が明確になりますから、大まかなデーターから導いた治療計画を修正する必要が出てきます。これがコンピューターを使ったシミュレーションです。これには専用ソフトを使用しますがプログラムの精度も年々進化していますので、かなり正確で実際のオペさながらのシミュレーションが可能です。つまり、より安全性の高いオペが可能になるわけです。また、当院ではオペだけではなくインプラントが骨とインテグレーションした後に行う上部構造の位置関係もパソコン上でシミュレーションでき、CADCAMとの連動も可能なシステムを導入しています。
それによって、インプラントの埋入位置も、最終的に出来上がる歯の位置やかみ合わせが最も美しく有利になる位置にインプラントを埋入することができるのです。
もし、そこまで考えずに単に入れやすいところにインプラントを入れてしまうと、後で歯を作るときに形も悪く機能しにくい歯を入れなければならず、せっかくのインプラントが不満足な仕上がりに終わる可能性が高いのです。ここのところが旧式のインプラント治療と最新のインプラント治療の最も大きな差と言えるでしょう。
さらにもう一つ忘れてならないのが、全身状態の把握です。最低限、問診と血液検査データが必要になります。様々な検査値が全て問題のない範囲に収まってなければ、医師に対する対診が必要になり、オペを行っても良いかどうか専門医の意見を聞く必要があります。万全の備えを整えてオペに臨まなければなりません。 閉じる

当院が使用しているインプラント

当院ではデンツプライ社のアストラEV、カムログ社のカムログインプラントとジンマー社のスクリューベント、そして金属アレルギーの全くないスイスZシステム社のジルコニアインプラントを主に使用しています。
それぞれに使用目的が違いますが、生体親和性、インプラント周囲炎になりにくいインプラントを選択しています。

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それぞれに使用目的が違いますが、生体親和性、インプラント周囲炎になりにくいインプラントを選択しています。 閉じる

メンテナンスの充実

術後のトラブルを回避するためには、専門的なメンテナンスが必要不可欠です。

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3か月ごとのメンテナンスによって、お家では取れない汚れを落とし、インプラント周囲炎を防ぎます。また1年1回の歯科ドックではレントゲン検査、プロービング、により骨の状態、歯肉の状態特に角化歯肉と不動性の確認を行います。この結果を評価し異常があればLangのCIST(累積的防御療法:Int J oral Maxillofac Implants 2004)に沿って初期のうちに対応します。 閉じる

咬合調整

インプラント補綴においても、一般の補綴においても同じですが、正確な咬合調整は不可欠です。

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単に違和感が無いようにするだけでなく、アンテリアガイダンス、ポステリアサポート、犬歯ガイド、アンテリアカプリング、ミューチャリープロテクテドオクルージョンなどの条件を満たした咬合を確立することが長期安定には大切です。また噛み合わせのチェックも毎回行い、異常があればすぐに調整します。食いしばりや歯ぎしりをする人にはプロテクションスプリント(ナイトガードとも言われます)を夜間装着してもらったりもします。 閉じる
愛媛インプラント サージェリールーム
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