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日々の研修だより

2017/12/28

<カナザキ歯科の研修歯科医 9ヶ月目の感想>

<研修医 9ヶ月目の感想>

いつも院長先生が「何事もなくサーっとスムーズに終わってしまう治療の中にこそ、実はいろんなノウハウがつまっているんだ」といわれています。

今日もこの事を痛感する体験がありました。

インプラントの手術の2日後に義歯の調整をしているときのことでした。

そのまま義歯を入れてもGBRをしているため、義歯が干渉してしまい傷口が開いてしまいます。
技師の辺縁をさーと削り落とし傷口が見えるようし、圧迫量を見定め またさーとリリーフをしました。
そして義歯が干渉しないのを確かめた後、ワイヤークラスプをプライヤーでささっと屈曲し歯肉に干渉しない形にして技師を入れられました。
するとぴたっとあって傷口の圧迫もなく治療が終わりました。その間わずかに10分程度でスタートからゴールまで一直線に終わった莞爾でした。

一見すると何事もなくサーと終わった処置でしたが、その中にたくさんのノウハウが埋め込まれていることにはじめて気づき、院長先生が普段からおっしゃっている意味がわかりました。

研修歯科医 H