インプラントの基礎知識

インプラント治療は費用だけで選ぶのではなく、納得の出来る医院選びを大切に

インプラントの費用は、安いから良いというものでも、高いから良いというものでもありません。

治療費だけでの比較でなく、実績や評判、施設、症例数など、そして、自分自身が安心して歯をまかせたいドクターかどうか等、様々な要素から比較して、納得のできる医院で行なうことが理想的です。複数の医院に相談や見積もりに行くのは、それなりの手間や時間がかかりますが、自分の症状に対する治療法の可能性を知れる、医院や先生の雰囲気がわかる等の利点があります。ご自分の大切な健康のために、信頼できる歯科医師のもとで、納得のいく治療を受けて下さい。

自分に合ったインプラント治療で、納得のいく病院選びを

自分にあった歯科医院を選ぶ必要性

実際にインプラント治療を行う場合、ご自身の歯や口の中の状態によっては、特殊な処置が必要など、ご自身の歯や口の中の状態によって、治療費の総額は変わってきます。ドクターの経験や知識、技量、医院の雰囲気や所在地、ご自身と歯科医院との相性等、様々な要素を考慮に入れて、自分にあった歯科医院をお探し下さい。

なぜインプラント治療費用を比較しにくいのでしょうか?

インプラントの治療は歯科医ごとに単純に比較できるものではありません。

例えばパソコンなら、「同年同月発売の同じメーカーの品番が同じ機種」は全く同一の機能を備えているため、容易に価格を比較することができます。しかし、インプラントの治療の場合は、そう単純に比較できるものではありません。提供される医療内容が違うということは、パソコンで例えると、「メーカーや機能、スペック等が全く異なるもので費用を比べる。」ということと同じだからです。提供される医療内容が違う以上は、正確に費用を比較することは現実的に困難です。しかし、インプラントを受けるにあたって、一応の目安が知りたいという声が多いのも、また事実です。そこでインプラントナビでは、日本全国のインプラントの費用を、独自に調査し、集計を行いました。治療費の目安の一つとしてご参照下さい。

医院によってインプラント治療にかかる費用が違う理由は?

インプラント治療は適応外の自由診療(自費診療)です。

インプラントの費用は、健康保険は適応外の自由診療(自費診療)です。そのため、歯科医院によって、治療費に違いがあります。治療費が医院によって異なるのは、使用する材料や、処置のために必要な器具、機材、治療の際に使用される薬剤の種類や量、ドクターの技量や提供される医療内容などに違いがあるからです。提供される医療内容が異なるため、インプラントを単純に治療費だけで比べることは、無理があるのが実情です。

インプラント治療と医療費控除

インプラント治療は医療費控除の対象になっています。

インプラントは、健康保険の対象外ですが、医療費控除の対象になっています。インプラントの治療費を支払った場合は通常、医療費控除の申請を行なうことで、還付されます。
支払い済みの税金が一部返金されるため、結果的に治療コストを下げることができます。
平成20年分の医療費は、平成21年2月中旬~3月中旬に、税務署へ申告を行います。治療費を支払った際には、領収証をもらって保存しておきましょう。