予防歯科

アロマを焚きいた、リラックスできる個室で、専属の衛生士による心地よい施術。歯医者さんとの新しい付き合い方はもう始まっています。

歯医者さんは、虫歯など症状が出てから通うものと思っている方も多いのではないでしょうか。
歯の健康を保つためには、専門的な詳しい検査と、治療後のアフターケアが重要です。
カナザキ歯科では歯周病のエキスパート「歯周病専門医」が、先端理論に基づいた根本的な予防プログラムでお口の良好な状態を長くキープし、症状の再発・発症を未然に防ぎます。

歯周病学に基づいた歯のメンテナンス

こんな方は、ご利用ください。

  • 虫歯や歯周病になりたくない方
  • お口の中をリフレッシュしたい方
  • 歯周病の改善や進行を防止したい
  • 口臭が気になる

カナザキ歯科の予防歯科の特徴

静かな個室でアロマセラピーを併用した予防歯科診療

当院の予防歯科は完全個室制となっています。一般の治療ブースから離れた静かな場所にあるので、周りの治療音の聞こえない静かな空間で治療をお受けいただけます。また、予防歯科ルームでは季節ごとにアロマセラピストが厳選したアロマを焚き、より落ち着ける空間になっています。

患者様一人ひとりに「専属歯科衛生士」と「医師監修の最適な予防プログラム」

当院はケアプロセスという考えに基づき、専属衛生士と歯科医師が連携して個々の患者様に最適な予防プログラムを作成し予防処置を進めていきます。このケアプロセスとは主にアセスメント、歯科衛生診断、目標設定、治療介入、再評価からなっており、衛生士が歯科医師と同じように深く患者さん一人ひとりを理解し、健康目標を共有しながら予防や治療などを行っていく方法です。
患者さん一人ひとりにとっての最強のサポーターとなることを心がけています。

ドリルを使わない優しい施術

「キーン」というドリルの不快な音が苦手な方も多いのではないでしょうか。当院の予防専用ルームには普通の歯科のようなドリルはありません。普通の歯科に苦手意識がある方でも、抵抗なく施術をお受けいただけるはずです。居眠りをしながらリラックスして安心のひと時をお過ごしください。

世界基準の最先端理論を組み合わせた、現時点で考えられる最も理想的な予防歯科を松山で。

当院ではスウェーデンの歯周病予防、フィンランドのカリエス(虫歯)予防を融合し、さらに個体が持つ免疫力を最大限に引き出す食育、運動指導も合わせた、現時点で考えられる最も理想的な予防歯科を提供しています。スウェーデンの国民は80歳の人が平均25本の歯を持っています。それに対し、日本人は80歳で平均7本しか歯がないのです。これはスウェーデンが国を挙げて予防に取り組んでいる成果であり、スウェーデンの歯周病予防がいかに優れているかが分かります。また、フィンランドでは虫歯などで歯科治療を受けた歯の数がとても低いのです。これはフィンランドでは、虫歯予防の研究レベルはもちろん高いことと、国策として給食の時にキシリトールをすべての学童が摂取するシステムが確立されているのです。

このように、2つの予防歯科大国の方法を積極的に取り入れ、さらに食育、運動指導の観点からのアドバイスも積極的行い、患者さんにとって最も理想的な予防歯科を展開しています。

「歯周病専門医」がプロデュースする根本的な予防歯科

私たちが考える「予防」とは「虫歯予防」、「歯周病予防」の二つに加え、不健康なお口が原因となり起こる「全身疾患の予防」を加えたお口と身体のトータルな予防です。

これらを根本的に予防するためには「カリオロジー」「ペリオドントロジー」「ペリオドンタルメディシン」といった専門的な知識を有する「歯周病専門医」が在籍している全国的にも数少ない歯科医院です。

予防歯科・歯周病外来について詳しくはこちら

予防歯科治療の流れ

1. カウンセリング・検査

患者様の状態に合わせてコースを選択し、内容説明後、目標を設定していきます。また、客観的な視点に立ち「口腔内殺菌」「プラークの状況の検査」「歯ぐきの検査等(ポケット、歯の動揺、出血点)」等を行います。

2. 施術

ご希望の予防メニューや計画に基づき施術を行います。

3. 定期メンテナンス

当院では歯周病予防のために3カ月に1度の「歯周病予防定期メンテナンス」を推奨しています。どんなに気を付けていても、見落としてしまう歯周病のリスクからかけがえのない大切な歯を一生守り抜きましょう。

4. 歯科ドック

歯周病、インプラント歯周炎および虫歯の早期発見のため1年に1回口腔内の健康状態をチェックする歯科ドックと管理栄養士による栄養指導をお勧めしております。
毎日の食生活は、お口の中の健康状態だけでなく、全身の健康状態と密に関係しています。

歯科の二大疾患の一つである歯周病を防ぐために、身体の免疫、抵抗力や組織の再生能力を高め、バランスの摂れた食生活により適切な栄養素をしっかり摂取し、細菌に負けない強い細胞を保ち続けることがとても大切です。
管理栄養士による食事指導・栄養指導を取り入れることにより、お口の中の主な病気である虫歯や歯周病を根本原因から改善し、お口の中から全身の健康を考えた歯科医療を提供いたします。

よくある質問

歯周病とは、どんな病気なのですか?
歯周病は、歯ぐきの病気です。
歯周病になると歯ぐきの一部分が赤く腫れたように見えてくる・ちょっと息が臭くなる(口臭)・歯磨き中に歯ぐきから血が出る。などの症状が現れます。
日本人の成人の約80%が歯周病(歯肉炎or歯周炎)にかかっているといわれています。
歯周病はうつるのでしょうか?
歯周病は感染症ですので、他人に感染する可能性があります。
歯周病は歯垢(プラーク)の中に含まれている『歯周病菌(細菌の塊)』が歯周組織に感染することによって発症しますので、感染する可能性は否定できません。
ただ歯周病菌(細菌)の感染力はそれほど強くないので、抵抗力があれば感染を防ぐことができるでしょう。
歯周病が原因で全身の病気になる事はあるのでしょうか?
歯周病菌が感染する事によって他の病気になる可能性はあります。
歯周病は感染症ですので、歯周病菌(細菌)が歯周組織に感染すれば歯周病となり、歯周病菌が血液や唾液などに混じって全身に流れていけば歯周病以外の病気になる可能性は否定できないのです。
タバコって歯周病によくないんですか?
よくありません。
喫煙者は、非喫煙者より治りが悪いことが報告されています。
歯周病だけではなく、体のことを考え禁煙することをお勧めします。
食生活で歯周病を改善することはあるのですか?
歯周病は歯周病原菌による細菌感染です。
これを食べれば治るというものはありません。
しかし、歯周病は歯周病原菌による細菌感染ですから、しっかり栄養をとり、体の免疫力を高めることはよい事です。
お酒が好きですが、お酒は(歯周病に)悪いのですか?
お酒そのものが歯周病に悪い訳ではありませんが、多くの場合お酒を飲んだ後は歯を磨かずに寝てしまう、又は歯磨きを疎かにしてしまう事が多い事から、歯周病を進行させる原因の一つと言えるかもしれません。
歯周病のかかりやすさに男女差はありますか?
妊娠されている女性は口腔内に分泌されるホルモンの影響で歯肉の炎症が起こりやすくなっています。
また閉経前後には歯肉の上皮が剥がれ落ちてしまうことによる歯肉の炎症(慢性剥離性歯肉炎)が起こりやすくなる言われています。
歯周病は遺伝するのでしょうか?
歯周病そのものが遺伝するということはありません。
しかしながら、非常に少ない例ですが、遺伝性要因があるとされる歯肉の増殖特殊な歯周病があります。また、近年、遺伝子診断により、本当に遺伝的になりやすい人、なりにくい人がいるかどうか科学的に解明されつつあります。
一生懸命歯みがきをしても歯周病にかかってしまうのでしょうか?
歯周病を予防するには歯の表面や歯と歯の間、歯と歯肉の境など、かなり行き届いた歯磨きが必要です。
本人は充分磨けていると思っていても、実際には歯ブラシだけでは不充分な事がよくあります。
そのために、歯科医師や歯科衛生士による各個人に合った歯ブラシと補助的な清掃用具(フロス・歯間ブラシ等)による歯磨き指導を受ける事をお奨めします。
口呼吸は(歯周病に)悪いのですか?
はい。口呼吸することにより口の中が乾きやすくなり、プラークが溜まりやすくなります。
また唾液による自浄作用がなくなることから口の中の細菌の活動性を高めるなど、悪影響があります。
歯みがきのときに出血したり、しなかったりするのですが、どうしてですか?
歯肉に炎症が起きていると食物や歯ブラシ程度の刺激でも歯肉から出血しやすくなります。
ただ、炎症の進行やその日の全身の健康状態などにより必ず出血するとは限りません。歯磨きのとき一度でも出血したことに気づいたならば、早めの受診をお奨めします。
歯周病の治療とはどんな治療なのですか?
歯周病の原因は細菌です。
細菌が繁殖できない健康な環境に口の中を変えてゆくのが歯周治療です。
毎日食事をすると、そのつど口の中は汚れます。歯磨きはもちろんのこと、歯周病菌を毎日清掃で除去しなくてはなりません。
これは歯周治療を行う上で毎日やらないといけない事です。
しかし、歯並びが悪かったり、かぶせ物が合っていなかったりすると、清掃器具は入りません。また歯周ポケットも深くなると清掃器具の毛先が届きません。 このような状態を、清掃器具が届く健康な状態に変えてゆくのが歯周治療です。
かぶせ物を清掃しやすい形や材料に変えます。歯並びが悪い場合は、歯列矯正が必要です。
深いポケットは歯周手術をして健康な歯肉に近づけます。
そのため歯周病の治療には口腔外科や矯正の専門技術が不可欠なのです。
口臭の原因は歯周病?
口臭の90%の原因は口に中の病気と不潔な事が原因です。
歯周病の方は口の中の清掃状態が悪いことがほとんどで、その点からも口臭の原因の一つと考えられます。
歯石って何?
歯石はこのプラークが固まったもの(石灰化)です。
歯を磨かないで放っておくと、歯の表面がネバネバしてきます。これが歯の汚れの元のプラーク(歯垢)です。歯石はこのプラークが固まったもの(石灰化)で、何十万もの細菌によって構成されており歯周病の主な原因にもなります。