カナザキ歯科 院長ブログ「歯科道一直線」

2017/07/03

九州歯科大学で審美歯科の講師として初めて学生さんに向けて講義を行いました

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2017年6月30日、九州歯科大学で審美歯科の講師として初めて学生さんに向けて講義を行いました。

90人の学生が階段教室に座っている前で話をするのは、なかなかの風圧を感じました。

講義が始まるといつの間にかスイッチが入り、自分が普段考えていることを躍動しながら話すことが出来ました。90人の学生は一人も居眠りすることなく90分間の講義を終えました。講義後に全員からの感想文をいただき、本当に真剣に授業を聞いてくれたことが分かりました。学生の感想を一部紹介します。

来年はさらにおもしろい講義をしようと思います。

<受講した学生の感想>

・とても興味深い授業でこんなに聞いていて楽しい授業ははじめてだった。審美歯科には前から気になっていたがそこまで学ぶ機会もなく今日はとても充実した内容が聞けてうれしい。もっと学びたいと思った

・愛媛県から来てくだった金崎先生のお話を聞くことが出来ました。まず最初にとても病院が楽しそうでとても早く私もきちんとした歯科医師の資格を身につけてしっかり働きたいを思いました。審美についてのお話しでしたが、もし、10年後に働き始めたときにこんな患者さんが来院したらという気持ちで捉えました。患者さんのなりたい、と言う希望を正確に捉えること、そして、治療のステップごとに確認するということなどのたくさんのことを学びました。こうすることで患者さんと術者のイメージは一致し満足度もあがり難症例もスムーズに進みやすくなると知りました。私もきちんと骨格のことも考え機能と調和した永続性のある審美のある治療ができるようになりたいたいです。

・術者と患者、両者が完全に納得のいく治療を行うことの難しさを知りました。しかし、その解決策は両者のイメージを一致させるという至ってシンプルなもので、私自身も患者と術者両方になりきって講義をきいてみましたがストレスが少ないように感じました。医療訴訟は術者の技術の良し悪しではなく患者と術者の関係性によって起こると聞いたことがありますがまさにこういうことだと思いました。一つ一つの段階で説明、確認を行い、お互いが納得したうえで治療を進めることが一番だと考えます。

・私は大学に入る際は審美治療をしたいと思って入学しましたが、卒業しても大学院や他の医院で勉強しなければいけないなと思いました。今までで一番おもしろい授業でした。

・今日は金崎先生が来てくださり、審美歯科について学んだ。開業されていることもあって、多くの症例を出しながら治療について話があったり患者さんとのリアルなやりとりが聞けたりなど、臨床の現場を身近に感じることができた。審美には個人的に興味があったので先生の診療所を一度、訪れてみたいと思った。