2012年03月14日
咬み合せの治療は一度習得してしまうと本当はそんなに難しくないのですが、患者様とのコミュニケーションが大変難しくストレスがたまります。正しい治療法を伝えようとしても患者さまが独自の考えを持っていて言うことを聞いてくれない場合、絶対に治ることはないのです。ちゃんとついてきてくれれば治るのですが…。
この患者様は大変素敵な方です。長い間不調に悩んできたのですが、一念発起して宇和島からわざわざ来院された方です。どんどん治っていい笑顔になってきました。
お手紙をもらったので、御紹介します。
<お手紙>
金﨑院長先生へ
私の為に、毎回長時間の治療して頂き本当に感謝しております。
3歳になったばかりの息子が寝る前に「ママおはようになったら可愛い顔をしてね、一杯笑ってね。」と言われる事が何度かありました。
息子の言葉によって、毎日の歯の痛さで笑う事を忘れている自分に気付き、そして小さな息子にそんな風に思わせてしまっている事が、とても情けなくて、申し訳なくてたまりませんでした。
それでもなかなか笑えなく、イライラしたり、クヨクヨする日々を送っていました。
でも、先生に診て頂き始め、回数を重ねて行く内に、知らず知らず、少しずつですが心のゆとりが増えたように思います。
すると、息子に「ママ大好き、ママ可愛い。」と言って貰えるようになったのです!
本当に嬉しくて涙が出ました。
気にせず心から笑う方が数倍も素敵な笑顔になれているんだなと実感しました。
先生、ありがとうございます。
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。
“切らない、腫れない、痛くない”最新のインプラントと“抜かない、見えない”矯正治療は
愛媛県松山市のカナザキ歯科へお越しください。
(伊予鉄横河原線うめもと駅下車徒歩2分、四国がんセンター近く)
TEL:089-970-4182
http://www.kanazaki.jp/
カナザキ歯科 金﨑伸幸の院長ブログ 08:01 | コメント (0) | トラックバック (0)
2012年02月15日
当院の患者様で保険のお仕事をされている方がおられます。ある日、その方からのご紹介でKさんというとてもいい笑顔の男性が来院されました。入れ歯が痛くて咬めないのでインプラントにしてほしいというご希望でした。この方は若いころから会社の経営をされてとても忙しい日々を送っておられ、歯周病や虫歯で歯が悪くてもなかなか歯科治療にゆくことができず、気がつくと数本の歯がダメになり、その後も抜歯をしては入れ歯を増やしてゆくということを繰り返してきたそうです。最終的には上顎は数本の歯以外は全て入れ歯、下顎もとうとう大臼歯を失ってしまい不安定な上顎の入れ歯では痛くて咬めないという状態になっていました。
私は、早速入れ歯の修理と調整を行い、痛みが出ないように整えてゆきました。痛みが解決してからカウンセリングを行い改めて、Kさんのご希望をお聞きしご相談の上、治療の方針を決定しました。
治療計画は、まずご本人も満足するような完璧な総入れ歯を作ります。それをもとにコンピューターシュミレーションして、サージカルガイドを作ります。そしてメスで切らないフラップレスオペにてインプラントを埋入し、ブリッジを作るというものです。
ただこの方は上顎臼歯部に骨が少なく、インプラント埋入と同時に、仮の歯を固定することはできませんでした。
サイナスリフトを行い、数カ月の治癒期間を置いてから、平成23年の年末には1回目の仮歯を完成させました。
平成24年の1月に来院された時に、Kさんが初めてこのようにおっしゃいました。
「私は、先生に感謝をせんといかん。先生にお礼を言わんといかん。」
そして、この後数分間に渡ってとても感動的な話をされました。
お正月にお刺身を食べたそうです。その時にあまりもの美味しさに、涙が止まらなかったそうです。こんなに自分の歯で噛めることが美味しい事なのかと思うと、ポロポロ、ポロポロ涙が出て、いつまでも止まらなかったそうです。それ以来、御夫婦で市内中心部にある、高級なお寿司屋さんに毎日のように通っているそうです。そして、御主人が「トロ」と言って注文し、美味しそうに食べている姿を見て、奥様も大変うれしく感じているという事でした。そして奥様も「主人が本当に喜んで、涙がポロポロ、ポロポロ出て止まらなかったんですよ。」と、本当に嬉しそうにおっしゃるのです。私もその話を聞いて、御主人と奥様の心の底からの喜びが伝わってきて胸が熱くなりました。そして自分は、こんな患者さまの笑顔の為に歯科の仕事をやっているんだなということを再認識しました。
この日は一日中、大変幸せな気分で仕事をすることができました。
“切らない、腫れない、痛くない”最新のインプラントと“抜かない、見えない”矯正治療は
愛媛県松山市のカナザキ歯科へお越しください。
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カナザキ歯科 金﨑伸幸の院長ブログ 13:16 | コメント (0) | トラックバック (0)
2011年11月28日
私は決して近道を通ったことがない人間です。
何をするにも初めからスッと行ったためしがありません。
これと言っておしゃれな趣味もない、強いて言えば 歯科道でしょうか?
というのが、このブログのタイトルです。
大学院に進んだのも歯科が好きだから、本物になりたいと思ったからです。
昨日、ある患者様から、次のようなメールをいただきました。
「---いつも前向きな先生のブログに心動かされます。私が今までお世話になった歯医者さんで、本物の歯医者さんは先生だけです。---」
ありがとうございます。患者様、家族、スタッフ、ご指導いただいた全ての方々に感謝の気持ちがあふれて止まらないです。
本当にありがとうございます。
今一度 原点に帰って「何故 自分は 歯科をやっているのか?」と問いかけてみました。
裸になった私の魂から返ってきた答は一つでした。
「歯科が好きだから。患者様の笑顔が見たいから。」
それしかない。それしかない。
“切らない、腫れない、痛くない”最新のインプラントと“抜かない、見えない”矯正治療は
愛媛県松山市のカナザキ歯科へお越しください。
(伊予鉄横河原線うめもと駅下車徒歩2分、四国がんセンター近く)
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カナザキ歯科 金﨑伸幸の院長ブログ 10:41 | コメント (0) | トラックバック (0)
2010年10月18日
ある患者さんのインプラント治療が全て終了し術前、術後の経過説明をしました。
大変よい治療結果になったのですが、Tさんの喜びは私が想像していた以上のものでした。
最初のころは多く語る方ではなく、むしろ無口な人という印象でした。治療がすすむにつれ少しずつお話がはずむようになりました。
この時はじめて語ってくれたのですが歯がなくなってそのショックで精神的にまいっていたとのことでした。だからきれいな歯が入って何でも食べられるようになったので本当にうれしくて、今職場ではうるさいぐらいに元気になったといって、その感動を私たちスタッフに伝えてくださいました。「妥協せずに最後まで丁寧にしあげてくれてありがとうございます」と何度も何度も心からお礼をいわれるので私や周りで聞いているスタッフはその言葉に目頭が熱くなるほどでした。「今まで誠心誠意治療してきて本当に良かった。またこれからもこの姿勢を崩すことなく頑張らないと」本当にそう思いました。
インプラントのオペはフラップレスですから痛みも腫れもなく非常にスムーズに進んだのですが、上部構造(固定式ブリッジ)の精度にわたしが納得せず、2回修正させていただきそれでもダメなので、外部の技工所から院内の技工士に替えて作り直してもらいました。それでも2回修復しなければなりませんでした。逆にこちらの方が文句も言わずについてきて下さったTさんに感謝したいくらいです。
この患者様は初めて来院された時すでに重度の歯周病と咬合性外傷により多数の歯を失っておられました。歯周治療をしながら義歯を作成し噛み合わせを無理なく仕上げて食事ができる状態にしておいて、念入りにカウンセリングをおこない、患者様の要望をお聞きし、その方のご希望になるべく沿った方法で、なおかつ歯科医学的に見て無理のない治療方法を決めてゆくのですが、この方の場合はインプラント治療を希望されました。
ただし、人と接するお仕事をされているので、痛みや腫れは許されないという制約がありました。
上顎に6本のインプラントによる全顎補綴(All-on-6)、下顎に3本のインプラントによるブリッジ補綴をおこないました。
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カナザキ歯科 金﨑伸幸の院長ブログ 09:03 | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年07月07日
本日、Tさんという患者様から『院長に会いたい』とご指名を受けました。”なんだろう”と思って待合室に
参りまして、お話を伺いますと『実は母が5年前にガンで亡くなりまして、それで先生に作ってもらった入
れ歯がすごく具合が良くて95才で亡くなる直前まで自分で食事がとれたんです。本当にありがとうござ
いました。5年にもなるのですが、いつかお礼が言いたいと思いつつ今日になりました。』すい臓ガンだ
ったそうですが、痛みが出たのは最後の10日間だけだったそうです。思わず目頭が熱くなりました。何
かこの患者様にだけ特別な方法で治療したわけではなくいつも通り作ったものです。『よく咬めるように』
『見た目がいいように』という原則を守って私なりに誠実に仕事をしただけです。”それなのに、こんなに
喜んで頂いたんだ。一つ一つの仕事を一生懸命させて頂けるということは、それだけで本当に素晴らし
いことなのだ"と再認識しました。
名古屋の高山先生がおっしゃいました『”患者様が何を望んでいるのか?”と言うことが大切だ!』
石川県の船戸先生は『患者様と歯科医が共に満足している事が大切だ』と教えて下さいました。
熊本の中村先生、三好先生、ブローネマルク先生は『For the Patient』と教えて下さいました。
やはり、医療の本質は、そのあたりにあると実感させられた出来事でした。
“切らない、腫れない、痛くない”最新のインプラントと“抜かない、見えない”矯正治療は
愛媛県松山市のカナザキ歯科へお越しください。
(伊予鉄横河原線うめもと駅下車徒歩2分、四国がんセンター近く)
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カナザキ歯科 金﨑伸幸の院長ブログ 17:30 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年08月23日
先日、愛媛県立歯科技術専門学校歯科技工士科の生徒の方が当院に見学にきました。
そのときのアンケートを掲載します。
『今回見学させて頂いて、実際に印象に石膏を流すところを見せてもらったり、いろいろと質問に答えてもらいました。学校の実習での方法とは少し違っていて、流し方のコツを教えていただきました。歯型彫刻をさせてもらったのですが、お仕事中なのにもかかわらず、技工士の米谷さん、村上さんが学校の授業さながらにとても熱心に指導してくださいました。学校で臨床について聞くことはあっても、実際どんな感じなのか、イメージしにくかったのですが、臨床の現場を実際にみせていただくことができてよかったです。』
技工士科の生徒さんも大変熱心に見学され、スタッフにもその熱い気持ちが伝わったのだと思います。
我々も”ますます、頑張らねば”と気持ちを改にした一日でした。
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